蒙古の女
(油彩/麻布/1950)
西蔵群像
(油彩/板)
双子星
(油彩/板/1953)
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佐藤溪の油絵作品には、中国大陸のイメージが色濃く漂っている一群があります。代表作といえる「蒙古の女」をはじめ、重厚で神話的なたたずまいをもっているのが特徴です。そこには二十代の大陸での戦地生活や、復員後出会ったであろう女性の面影をインスピレーションの源泉として読み取ることもできそうです。