水鏡 (水彩/紙)
黄色い道 (クレヨン・水彩/紙)
洋館 (墨/ダンボール)
橋のある風景 (小刀/紙=箱の裏ぶた)
緑の山と街並 (鉛筆・水彩/紙)
煙突のある風景 (水彩/紙)
街 (水彩・インク/紙)
運河C (墨/紙)
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佐藤溪は手近にあるどんな材料を使っても絵は描けると語っていたといいます。実際、鉛筆、クレヨン、ペン、墨、水彩などの画材、また画布、画用紙以外にも、新聞紙やダンボール、菓子箱にいたるまで、生活の中で目にする様々な素材を扱っています。 そんな自由な技法で、街をモチーフにした作品が多く残されています。大胆なタッチと繊細な描写が相まって定着されたイメージからは佐藤溪特有の濃密な詩情といったものが立ち現れてくるようです。